竹篭ペンギン

ははです。夫と一歳児ひとりと暮らしています。五十肩です。

真夏日のベランダに締め出された件

お久しぶりです。私も旦那も1歳児も元気です、そちらはいかがお過ごしでしょうか。こちら、元気は元気だったのですが、なんとなくやる気が出ずにwebも立ち上げない日々でした。

我が家の幼児も成長するにつれ、さまざなことがいつのまか出来るようになり、思いもかけず久しぶりに冷や汗をかいた出来事などがありましたので記念に残しておこうかと思います。昨日まではできなかったことが、予告もなくできるようになっている。幼い者というものは頼もしく、またおそろしいものですね。正直死ぬかと思った。


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このブログでは主に写真を載せていくつもりだったのですが、個人的にあまりにインパクトがある出来事だったので、久しぶりに描きたい欲が湧き上がってきたといいますか、この衝撃を記録しておかなければという欲求といいますか、そのようなものに突き動かされてしまいました。あと、この時期、有明で開催される某マンガ祭り(いわゆるコミケ)に出す薄い本(いわゆる同人誌)の執筆で、知り合いが非常に苦し楽しそうにしていることもあり、なんだかいいなー! 充実してるっぽいなー! 私も何か描いときたいな! と、感じたのもあります……子供を産んでからというものあわただしくて、何かを描いたりすることから遠ざかっていましたが、たまにはタブレットをにぎってみるのも息抜きにいいのかもしれません。楽しい。

 

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閉じ込められた集合住宅のベランダからどうにも脱出不能で仕方なく蹴破った、隣のベランダとの間にあるパーティション。速攻で管理人がベニヤで応急処置をしてくださいました。このパーティション、正式名称は蹴破り戸だとか隔て板だとかいうらしい。ろくにスポーツやってないおばさんの力でも、三回くらいのアタック(かかとで強めの前蹴り)で思っていたより簡単に破れました。…が、10歳程度よりも下の子供や、腰や膝のの弱いお年寄りは壊すことは正直難しいと思います。


管理人によれば結構高いおねだんするらしいこの隔て板、マンションの共用部分にあたり、自己都合で破損した場合は壊した人が支払う決まりとのこと。火事などの災害で、仕方なく破る場合は、マンションが加入している保険でまかなうけれども、たとえばうちのケースのように幼児に締め出された場合などは拙宅の都合なので保険がおりないと思いますとのマンション管理人の言葉です。

ええーこれ事故みたいなもんじゃないですかー一歳児なんてこっちの言うことは聞かないし脳みそもそれほど立派になってないし行動すべて予測してコントロールするなんて無理っすよと心の中で思いつつも、但し書きににないならそりゃ保証外ですよねーとも思う訳でして、ええい、なぜ子供による閉め出し事件は特約扱いで保証外なんだ!レアだからか!そうか!管理人に聞いた話、別のマンションでまったく同じ罠にはまった奥さんいたらしいですけど!レアなのかあるあるなのかどっちなんですか!あるあるだったら保険見当すべきじゃないですか!?

ちなみに隔て板の修理にかかる費用は高けりゃ7万とかするらしいです。なにかと出費の多い盆開けにこの額が来たらつらい。DIYすれば五千円程度で収まる程度のものですが、防災用具みたいなもんですから業者に任せて施工してもらう以外の選択肢はなさそう。請求を震えながら待とうと思います。


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花の季節

五月は良い
花粉もないし。

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子供の頃はそれほど薔薇が好きではなく(なんというか、あのコテコテの感じが)まあ桜とか、ひまわりだとか、桔梗のほうが好みだったのだけれども、バラに縁のある土地に嫁いで、公園の美しさに触れるなどしているうちに気まぐれで読んだ園芸書のバラの歴史の項目の深さにめまいがしているうちに沼に嵌まった感がしており、いやまだ庭が欲しいとかまではおもってねーし!と歯軋りしながら図鑑など眺めたりしている昨今です。

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苺もまたバラ科。
バラ科はだいたい美しくてだいたい食べられる。しかもだいたいおいしく、だいたい良い香り。品種改良に情熱を傾けてきた先人達のたまものというか、そこまで人を熱中させるバラの魔力というか。

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バラにかぎらずだいたい歴史だとか生活に役にたちそうにもない雑学というものは面白く、それに触れてしまったらおしまいなのです。

諏訪湖SAで買い食いしたそばシュークリームと信玄餅クレープが激ウマだった件

帰省から戻りました。

中央道を通りまして、途中、上りの諏訪湖サービスエリアで小休憩。諏訪湖SAは下りのほうに温泉も併設されているので印象深く、よく立ち寄るのですが、上りのほうにはあまり寄った記憶がありません。上りの諏訪湖SAには、久しぶりに訪れたように思います。リニューアルされていて建物等新しく、全般的に小奇麗な印象になっていました。ドッグランまで併設されていた……最近のサービスエリアはすごいなあ……。

 

子供のおむつを替えにトイレに行っている間に、旦那が冷たいものを買っていました。日差しの眩しい日で、五月らしく湿度はそれほど高くありませんでしたが、初夏を感じさせる陽気だったのでリフレッシュしたかったのかもしれません。

これが!すごく!おいしかった!

 

そばシュークリームは、あづみ堂のもの。そば粉入りのシュー生地は香ばしく、独特の風味があります。サイズは普通ですが、皮の味が個性的なせいか食べでがある。冷凍された状態で販売されているシュークリームなので、買ってすぐに食べると凍ったホイップクリームの味わいがシューアイスのよう。爽やかな食感で、これがまた、暑い日にとてもよく合います。

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信玄餅クレープは桔梗屋監修のもの。これも凍った状態で販売されています。

信玄餅がごろごろと入ったアイスクリームがクレープに巻かれています。信玄餅のもっちりした歯ざわりがユニークな食べ心地です。和スイーツ好きにはたまらない。きなことくろみつにアイスクリームなんて合うに決まってるわ! 指を汚さず食べられるパッケージなのもうれしいです。 もうね、これ、山梨近辺のSAだけじゃなくて全国で売ればいいのに。そばシュークリームも信玄餅クレープも! だって冷凍品ですから、おみやで買っても途中で溶けちゃうじゃないですか~…

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中央道を走る機会がありましたら是非と推します。ご当地スイーツなかなか侮れないです。

鄙の風景

帰省しています。

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特に信心はない方だと思うのだけれど、たまにひどく神々しく見える光景があって、それは神社の近くであることが多い、ような。

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このブログの名前を変えるかもしれない
変えないかもしれない。

飛弾高山

帰省しています。

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実家に向かう前、久しぶりに三町近辺を散策しました。三町伝統的建造物郡保存地区、古い町並みというあれですが、個人的に古い町並みは大新町のほうが好きです。比較的人が少ないので写真の構図がきまりやすいと思います。観光客の装いが建造物の雰囲気を絵的にぶち壊しにする問題は古都が売りの観光地あるあるではあるのですが、かといって誰もいないというのもゴーストタウンじみてしまってあれなので痛し痒し。有り体にいうとこうなる。


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三町には駅前中央通りから行きました。道路がアスファルトだったころはあまり観光客向けの通りじゃなかったように思いますが、おされなカフェやら甘味処がえらい増えて私の知らない町になってた。あと公衆トイレもめっちゃ増えてた。英語案内も無料Wi-Fiスポットも潤沢だった。無料で入れる資料館もあるし授乳室もあるしいたせりつくせりだな! いつの間にこんなに変貌してしまったのか…ミシュラン三ツ星とったと聞いてはいたのですが、これ、すごく努力して観光地としての価値を地道にあげていってとった星ですね…。ニュース聞いた時、外国人に塩せんべいの味わかるの??? などと思っていてすみませんでした。ごめん。
※塩せんべいは飛弾高山の代表的なお菓子です。


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高山駅に到着してから約二時間程で撤収。


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次来たときはカフェに寄りたいと思いました。

Googleカメラ雑感

法事で帰省しています。

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昔は私も一ヶ月分の給料で買ったコンデジ片手にお一人様日帰り旅行などしたりしていたのですが、子持ちとなってからはデジカメ持ち歩くのがすっかり億劫になってしまいまして、撮り鉄ならぬ撮り建築といいますか、寺ガールであり廃墟女子だった私もすっかり機材を持ち歩かなくなってしまいました。だって鞄はもう替えのおむつやおやつのハイハイン、万一粗相した際のお着替え、ストローマグ、授乳ケープなどなどでぱんぱんで、なんといいますか、ここにカメラ突っ込む気持ちの余裕がね! あんまりね! 少しでも目を離そうものなら何をしでかすかわからない乳幼児とみっしり詰まった鞄かかえてさらにカメラ構えてシャッターチャンスに劇写しまくるとか無理無理ムリムリムッソリーニってなもんで、ニコンデジタル一眼レフのCMで子役と一緒に笑顔を振り撒きながらプロ顔負けの一枚を量産するイクメン役の小栗旬を死んだ魚の目で見つめる日々な訳、わかりますか!

そりゃ私だってイマシカナイこの瞬間、残しておきたいですけれども、十数年後にクソババアと呼ばれてしまうかもしれないその日、昔はこんなにかわいらしかったのにってアルバム眺めながらしんみりしたい訳ですけれども。

でもダルい! カメラが、ダルい! 撮影あんなにすきだったのに!

なのでフリーのカメラアプリをスマホ(Android)に幾つか入れてみました。

思えば長らくPHS ユーザーでしたが、WILLCOMも無くなったしそろそろスマホに換えどきかなとも思いまして、それが三ヶ月くらい前のこと。しばらく内蔵のカメラで遊んでいましたけれど、試しにいれたカメラアプリで随分画質が変わってびっくり。やっぱり慣れたコンデジの方が個人的な満足感は高い写真が撮れるなあ、とは思うものの、普段使うには断然スマホの方がお手軽で良いですね。


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シャッターの反応つかみきれなくてシャッターチャンス逃しまくりですが。デジカメよりさらに遅いね…?

現在はGoogleカメラとCamera ZOOM FXのフリー版で遊んでいます。Googleカメラ一本でもいいかなと入れた当時は思っていたのですが、現在のAndroid用最新版ではホワイトバランスの調整機能が無いため、ごはん写真がだいたい悲惨な感じになってしまうのが痛すぎて、ホワイトバランスに選択肢があるCamera ZOOM FX がメインのカメラアプリになってしまいました。だって晩ごはん時に白ごはんを撮ると青っぽく写ったりしてしまいますし今のGoogleカメラ… 他にも、炒めた肉がやたらギラギラしていたり画面が暗すぎたり、照明の加減で七変化しすぎで、屋内でごはん撮るのにあまり向いてない。

カメラってそもそもそういうもんでしょ?
美味そうな写真撮りたかったら人工光で撮んなや
とか
撮影キット使えや
とか
思うところはあるでしょうが、自分、冒頭でかましたとおり撮影欲がオムツに負ける程度のヘタレなので、まあ、まあ。もちろん日中、オープンテラスやキャンプ場で撮るにはいいと思います。ぼかすの楽しいですしその点おすすめです。

そう、Googleカメラはぼかすことができる。


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しかも後で編集可能。ずるい。なんだソレずるい。

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とまあ、こういったphotoshop的なズルさからも解るかと思いますが、一眼レフのようにレンズのチカラでやってるわけではないのでソフトでうまくできる限界を超えるとただの雑コラになります。

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アチャー

でもまあそのうちこのへんはバージョンアップで改善されそうな気もする。ホワイトバランスはだめかもわからんけど。

いろいろ残念なぶぶんもありますが無料ソフトでここまでできれば個人的には文句無いですうそですホワイトバランス調整下さい。

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残念といえばこのレンズぼかし機能、風に揺れる花ですとか、蝶、乳幼児など、常に動くものを撮るのは不向きです、というかほぼ失敗します。まあそういうもの綺麗に撮りたきゃ一眼レフでやってねっていうことなんでしょう。正しい。

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撮影場所は飛弾国一之宮、飛弾一宮水無神社御旅所こと御旅山。一歳児でも頂上踏破可能な程度のユルい山です。すぐ脇に線路が敷いてあるので撮り鉄のひとがたまによく来ています。田舎と鉄道のロケーションが好きならお勧めかもしれない。飛弾高山の隣駅徒歩五分です。

藤の花を見に。あしかがフラワーパークに行く

あしかがフラワーパークに行ってきました。旦那の実家に届いた折り込みチラシがきっかけです。義母は、花が好きなのです。

 

なんでも、2014年の、世界の夢の旅行先9ヵ所に、日本で唯一選ばれたのが件のあしかがフラワーパークなのだとか。世界の夢の旅行先、うーん、聞いたことありませんけど日本で唯一というのはなんだか凄そう。どれどれ、と、2014年の世界の夢の旅行先9ヵ所のリストを見て見ましたら、マイナーなアフリカのはじっこやら、スイスの山奥やら、マダガスカル、アメリカの僻地……全般的になんといいますか、うん、秘境ですね! しかも知名度低い感じの! ホテルがリストアップされているあたり、旅行先というには、んん?と思わなくもないですがこれ訳の問題かしらん。あしかがフラワーパークを選定した人の推しは藤の木らしい。なんでも映画、アバターの魂の樹にそっくりなんだとか……あ、こういう旅行先の推しかたなんか覚えあるわ、天空の城、日本のマチュピチュ的な! アメリカさんもそういう推しかたするんですね! 〇〇そっくりっていうのは、人類共通のトキメキポイントなんだな!
 
そういう訳でして。
 

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よく晴れた、初夏を思わせる陽気の、よい日でした。
義母宅に届いた折り込みチラシでは、全面的に藤推しといいますか、藤しかない! というような広告だったので、他の花はあまり期待してなかったんですけど、いや、凄かったですね。さすがフラワーパークを名乗るだけのことはありますね。サツキやツツジ、その他今が盛りの花々が入り乱れて眩暈がしそうな色彩の洪水っぷりでした。

 

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魂の木とはこれか。

あしかがフラワーパークには四色の藤があるのです。薄桃色、藤色・白色、黄色、の順で、咲いていくらしいです。このときは藤色の花が咲きかけていました。薄桃色の藤は終わっていました……。黄色の藤のつぼみはまだ小さく、どんな色が咲くのかすら分かりません。

 

藤色のもののなかには、八重咲きのものもあります。

 

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園内はとにかく広くて迷路のよう。

藤の甘い香りがむせかえるようでした。

 

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ほんとうに、花、花、花の洪水です。

これ、藤の開花時期にあわせて咲く木をチョイスしたんだろうなーセンスいいなー。

藤の季節以外は緑一色になりそうな予感もしますがどう運営しているんだろう。

 

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そういえばカメコがそこそこいて、花をバックにきれーなおねーちゃんを激写していましたね。

背の低い柵は通路の脇にあるのですが、乗り越えなくても枝が張り出してるので、おねーちゃんが道の端に立っているだけでも藤の花かんざしみたいになりますから、撮るほうも撮られるほうもテンションあがるんじゃないでしょうかコレ。

 

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家族写真もそこそこの枚数撮れて満足です。

(おでこの横にいるおっさんの浮かれたポーズが今になって気になります……)

 

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もぎりそうだったので慌てて引き離しました。

あしかがフラワーパークはとにかく花が近い。いいのかコレっていうくらい近い。

 

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期待以上の満足感で帰ってきました。

黄花藤の開花はこれからです。お近くのかたは是非。